いじめに対抗する方法はありますか?

子供が学校内でいじめられて自死する人がニュースになりますが、当然に大人も職場内でいじめ発生しています。基本的には上司が部下をいじめるケースが多いと思います。私も小学生の時にいじめられたことがありましたが、いじめる子に負けることを覚悟して、こちらからケンカを売りました。勝つことはありませんでしたが、引き分けでした。その後いじめられることはなくなりましたが、別の人がターゲットになりました。私は会社内でも上司からいじめられたことがありました。そのような私自身の経験も含めお伝えします。

最初に、いじめる人は自分と同じ強さを持つ以上の人をいじめることはしません。当たり前ですが、自分(上司)より弱い人(部下)をターゲットにします。

結論から言いますと、いじめる人より強いと思わせるといじめられません。

強いと思わせるのは、ケンカで勝つことだけではありません。対象者をいじめると厄介な存在になると思わせることも含みます。

まず、いじめをする人を私なりに分析しました。

  • 意外にも気が弱い臆病者なので周りに自分を強く見せたい人
  • 嫉妬心が強い人
  • 家庭がうまくいっていない人
  • 人たらしもどきの人

です。

弱い人間ですから、周りに弱さを悟られないようにするために、周りに強く見せるために、自分より弱い人をターゲットにしていじめます。

次に嫉妬心の強い人です。自分が所有していないものを持っている相手、自分より幸せそうな人が対象になります。幸せそうな人は、家庭がうまくいっていない人からもいじめ対象になります。それは幸せそうな人をいじめることでストレスを発散しています。

そして、人たらしもどきの人です。人たらしは人の心を掴むのがうまい人のことを言いますが、人たらしもどきは、自分を人たらしと思い込んでいる人のことです。そのため、自分を嫌っている人をいじめる傾向になります。部下に対してあれだけ目をかけているのに好いてくれないなど。

するとその反動で陰湿ないじめが始まります。パワハラはしませんが、例えば会議に参加させないとか、仕事を与えないなどです。

つまり、自分の群れ(派閥)を作りたがる人間で、目にかけても自分の群れに入らない人間は排除するためにいじめるわけです。群れに入らない人は基本的に一匹狼と言われる人です。会社では派閥に属さなくても仕事ができるからです。

一匹狼は他者に干渉しません。人たらしもどきの人は、一匹狼から見下されていることを潜在的に感じているので、排除しようとします。

嫉妬心の強い人、家庭がうまくいっていない人から逃れる方法は、自分のプライベートの情報を親しくない第三者に出さないことである程度回避できるのではないでしょうか。

厄介なのは、周りに自分を強く見せたい人、人たらしもどきの人です。

その回避方法ですが、逆に、相手に精神的なプレッシャーをかけて、「いざとなったら何をするかわからないぞ」と思わせることです。普段何を考えているのかわからないけれど、少し怖い存在です。

例えば、いじめられた行為に対して、秘密裏に正当的に仕返しをします。

具体的な事例ですが、

  • 上司(いじめる人)の急な指示で残業したが、残業代が継続して出なかった場合、訴えた側は無記名で労働基準監督署の相談窓口に上司名を挙げて訴える。
  • メールでの酷い指示メールや、会話などは記録にとっておき、当事者に他者からいじめられているとして相談を持ちかけて、その後会社の上層部や相談窓口や公共機関の相談窓口に訴えることを話す。ほとんどの人は、相談された自分が当事者であることに気づき、その後いじめられることはなくなると思います。

などです。

まとめ

  1. プライベートな情報は職場では基本的に公表しない。コミュニケーションは仕事での範囲内で留める。
  2. いじめを回避する手段は、いじめる人の群れに入ったふりをする。聞いたふりをして聞き流す。
  3. いじめられた場合、秘密裏に正統的に仕返しをして、怖い存在と思わせる。

私は、他人をいじめる人が最終的に幸せになった人を見たことがありません。必ずそのツケは必ず回ってきます。職場の人間関係は近づき過ぎず、ある程度距離を取る方が人間関係のトラブルに巻き込まれにくいのではないでしょうか。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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