目標を達成するための努力をやめませんか?

私は”努力”という言葉によい思い出がないですが、みなさんはいかがですか。今までの人生で努力すれば報われた人もいれば、報われなかった人もいると思います。ちなみに私は後者です。ある人は”無駄な努力はするな”と言います。スケートの羽生選手がインタビューで“努力を惜しまない”ことを言われていました。”努力”について気になりましたのでこのブログに記載していきます。

改めて”努力”を調べてみました。

努力:目標を実現するために、心や身体を使ってつとめること。(Wikipedia)
努力: 力をこめて事をすること。あることを成し遂げるために、休んだり怠けたりすることなく、
つとめ励むこと。また、それに用いる力。(日本国語大辞典)
努力:一般的には、外的な誘因よりも意志または意図によって維持される心的、身体的な活動と、
その際に生じる主観的な緊張感をさす。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

とあります。なるほどですが、私は違和感を持ちました。私の努力に対するイメージは、

何かの目標を成し遂げるために、その過程を苦しんで行うこと。

です。皆さんの努力のイメージはいかがですか?もし皆さんの努力のイメージが私のイメージとほぼ同じであれば、私は皆さんに

努力することはやめましょう!

と言います。では努力しないなら何をするの?ということになります。上記に私の努力の言葉の定義で、努力は”何かの目標を成し遂げるために、その過程を苦しんで行うこと”と記載しましたが、これを少しアレンジして

何かを成し遂げるために、その過程を楽しんで行うこと。

上記を何かの言葉に置き換えることができませんが、これをあえて努力として定義するなら、”楽しんで努力する”でしょうか。

目標を成し遂げるための過程を楽しむことができれば、仮に成し遂げられなくても、その”努力”は無駄になりませんよね。つまり、目標は、本来の目標を成し遂げることではなく、”その過程を楽しむこと”にするのです。そして、今日はその過程をどれだけ楽しむことができたのかを毎日検証してみてはいかがでしょうか?

例えば、今日の勉強の進度はあまり進まなかったが、これを覚えることができたとか、わからないことが1つ理解することができたとか、何かを知ることができたことを楽しむと考えてみませんか。本来の目標は勉強の進度になりますが、我々が考える目標は、勉強の過程を楽しむことですよね。

これは何も勉強だけでなく、これは仕事でも生かせると思います。目標達成と考えるから苦しくなるのであって、仕事の過程を楽しむことで、本来の目標に近づきやすくなるのではないでしょうか。

前出にも記載しましたが、私も努力が報われない一人でした。それは努力して受験勉強したのに希望の学校に入ることができなかった、面接などの対策を人一倍行ったのに、希望の会社に入社することができなかった等、いろいろありました。“なぜ、私はこれだけ努力しているのに報われないんだ、なんであいつは努力していないのに報われるんだ!”です。

でも後からわかったことがありました。あいつと書いた友達は、実は私以上に努力していました。しかし、彼と私の違いはそれを楽しんでいるか、苦しんでいるかの違いであったことがわかりました。当然楽しんでいるので、周りに努力しているなんて思わせないオーラのようなものがあったことを覚えています。

私は、今国家資格の試験勉強を楽しんで努力しています。当然ですが、目的は試験勉強を楽しむことで、合格が目標ではありません。今日はこんな変わった英単語を覚えたとか、こんな法律用語を初めて知ったとか、見方を変えることで皆さんも努力を楽しむことができますよ。

まとめ
目的は目標達成や合格ではなく、そこに至るまでの過程(プロセス)を楽しむこと。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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