や社会的に下の立場の人には厳しいが、自分の行動には甘い上司ってどこでもいますよね。このようなタイプの人が上司になると、その組織で働く部下は苦労しますね。その主な特徴として
1.上司の失敗を部下の責任にする。
2.上司より上の立場(上司の上司)の人には必ずイエスマンになる。
3.部下の成功、手柄を上司の実績、手柄にされてしまう。
4.上司は間違っていることを潜在的に認めつつ、笑ってごまかし、自分を正当化する。
5.自分(上司)より能力の高い部下に嫉妬して、仕事に難癖をつける。(いじめる)
などです。
今日は項目4. 「上司は間違っていることを潜在的に認めつつ、笑ってごまかし、自分を正当化する。」についてケーススタディを踏まえてご説明し、項目5以降は後日お伝えしていきます。項目3.リンク先ページ
部下に笑ってごまかす上司は、まず部下より経験が豊富であることを傘に、自分自身を正当化します。部下に対し、無能な上司の雄一の有利な点が経験の長さだからです。真剣に仕事をしていれば笑ってごまかすことはしません。優秀な上司は間違っていると認めたら、指摘した部下に感謝します。それは自分自身を含めて人間はミスを犯すことを認識しているからですね。
ところがインターネットにより誰でも情報を入手できるようになったため、経験がない人も潜在的な経験ができるようになり、職人などの技能を身につける経験以外の経験(特に成功体験)は重要視されなくなりました。そのため、無能な上司や先輩はそのことをある程度知っているため、笑ってごまかすことしかできないわけです。
ご存知の通り笑ってごまかす上司に意見具申をしても彼らのプライドを傷つけることになるため、無駄になります。ではどうしたらいいでしょうか。
なぜこのように上司の失敗の尻拭いをしなければならないのかと思われると思いますが、逆に言いますと考えざるを得ない環境に置かれますので実力をつけるチャンスでもあります。組織の上に立つ人は少なくともこのような経験をしながら出世していきます。仮にこのような経験をしないでたまたま昇進してしまう無能な上司もいますが、ご存知の通り、組織の長として長続きしないでしょう。
このような経験は一時的に見れば腹の立つことですが、長い目で見れば必ずあなたのためになっています。この経験を前向きに考えることで事態は良い方向に行くと考えることが非常に重要です。
まとめ
- 経験だけで仕事ができる時代は終わった。
- 情報を収集し、正確な判断力と実行力を身につける。
- 上司の失敗をフォローすることは実力をつけるために絶好のチャンスである。
ご一読いただき、ありがとうございました。
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