時間厳守と余裕のある行動を心がける

最近急な大雨が降ることが多くなりました。私の場合、通勤時に地元の鉄道が止まってしまい、少しイライラしてしまいました。電車を待っていて感じたことがあります。日本では電車が時間通りに到着することが当たり前で、少しでも遅れると嫌な気分になってしまいます。しかし、仕事で初めて来日したイタリア人やドイツ人が日本の電車や新幹線の時間の正確さに驚いていました。今日は時間厳守について考えてみたいと思います。

1.約束時間は早すぎても遅すぎてもいけない…

仕事でアポイントの予定時間に間に合わなかったりすることがあります。車での移動中に渋滞に遭遇したり、移動途中で体調が悪くなったりして遅れてしまうこともあると思います。安全を考慮すると時間より優先しなければならないこともあります。また約束時間より早く訪問することで相手から嫌がられることもしばしばあります。日本人は仕事では特に時間にうるさい人種です。しかし、携帯電話が普及していつでもどこでも連絡を取ることができるようになり、時間にルーズになる人も増えていると聞きます。それは連絡が取りやすくなることで遅れることが迷惑にならないと潜在的に考えているからですね。

2.時間が無限にあると考えると非効率な行動になる

例えば後1時間しかない状態で与えられた仕事を行わなければいけない場合と、今日一日時間がある場合とではどのように考えるでしょうか。1時間しかなければ無駄なことは考えず、効率と時間を意識して行います。しかし、時間に余裕があると、無駄なことを考え、無駄なことをしてしまう可能性もあります。勉強も仕事も時間を区切ることで効率的に集中的に行うことが出来るのではないでしょうか。

3.決められた時間を守ることができない人は信用がない

会議でも始まりと終わりの時間が決まっていても、終わりの予定時間を超えて行われることがないでしょうか。これは会議を主催する人に問題があります。時間は1日24時間平等に与えられています。自分が自分自身で時間を自由に使うことは他人に迷惑をかけない限り問題はありませんが、会議や打ち合わせ、待ち合わせ時間など他人が関わることについては時間を守らないことが迷惑をかけることになりますね。

4.時間厳守ではない社会はそれなりの行動がある

出張先の海外のある国で、列車を待っていましたがなかなか来ません。そのうち、電光掲示板に今日の列車は1時間30分以上遅れ、その遅れる理由がわからない。遅れている理由がわからないと日本では駅員に怒鳴る人もたまにいますね。また、時刻表から10分遅れても乗客はいつも通りに乗っています。私はその国の駅のホームを観察していて感じたことは、乗客は遅れる、または早めに来ることを想定して時間に余裕を持って行動していることがわかりました。日本のように時間厳守ですと、その列車に間に合うように時間通りにギリギリで到着して列車のドアが閉まる直前に乗車し、危険な状態になることがありますが、海外ではそのような光景を見たことがありません。他人が関わる行事には時間に余裕を持った行動を心がけることも必要でそれが安全性の向上にも繋がるのではないでしょうか。

まとめ

  1. 時間より優先しなければならないことは安全である
  2. 約束相手に時間が遅れることを伝えても迷惑をかけることに変わりない
  3. 時間に余裕を持った行動を心がけることで安全性の向上に繋がる

ご一読いただき、ありがとうございました。

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