自分は運がないと思っていませんか?

埼玉県で母を失い、自殺の道連れにたてこもり、母の主治医を銃で殺害した陰惨な事件がありました。この主治医は在宅医療専門医で責任感ある先生として患者さんから非常に慕われていたそうです。この容疑者のあまりにも身勝手な行為は周りを不幸にしてしまいました。この主治医の先生のご冥福をお祈りいたします。

自殺するために、なぜ他人を巻き添えにする必要があるのでしょうか。私はこの容疑者の心理がまったく理解できません。

私も最初の結婚生活に疲れ、死にたいと思うことが多々ありました。私は「俺はなんて運がないんだ!」なんて相談者の前で叫んだことがありました。その時に大笑いされて、

この世に生まれてきた我々自体が大きな強運を持っているんだよと言われて、?

少なくとも私は3億分の1の確率で生まれてきたというのです。

3億分の1?

つまり、父親の3億個の精子が母親の1個の卵子に向かって突き進み、ゴール(卵子)に辿り着くことができるのは、1個の精子です。そして私が産まれたわけです。

もし、環境が変わっていたら、別の人格者が産まれていたかもしれませんね。

そのように考えると我々がこの世に生まれてきたこと自体が奇跡で、確かに強運がなければこの世にいなかったでしょう。

そんなことを聞かされた私は、自分の悩みがいかに小さいことなのかを思い知らされた思いでした。

他人を道連れにして、自殺しようと考える前に、容疑者は強運の持ち主であることを自覚していればこのような陰惨な事件に発展することはなかったと考えると非常に残念に思います。

まとめ

  • 我々はこの世に生を受けること自体が強運の持ち主である。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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