テレビメディアもついにここまで来てしまったかと感じませんか?

新型コロナウィルスのオミクロン株の蔓延で日本の感染者が激増していますが、ネットニュースを読むと芸能人、アナウンサーやワイドショーのコメンテーターなどが感染や濃厚接触者のために自宅からリモートで中継することが多くなってきました。一昔前までは考えられなかったことですね。

さて、キー局のフジテレビが勤続10年以上50歳以上の社員の希望退職を募っているニュースがありました。年々ネットや動画の広告が増え、逆にテレビメディアの広告収入が減ってることは聞いていましたが、なぜこのような状況になったのか私なりに考えてみました。

10代20代の若い世代がテレビを見なくなったのは、Youtubeなどの動画などに視聴者が流れているのはあると思いますが、お金をかけた番組の割りに番組コンテンツの内容が低いため、視聴率が取れずに広告収入が落ちてしまったと言っていいでしょう。

そのため、予算が削られてさらに内容の薄い番組になってしまう悪循環に陥っています。

しかし、実際に低予算で制作された番組でも、視聴者が興味を持つ内容であれば、年代を問わず誰でも視聴すると思います。

最近在京のキー局ではない地方局で作られる番組が全国ネット化しています。名古屋のCBCテレビのゴゴスマや中京テレビのヒューマングルメンタリーオモウマい店で、かなりの視聴率が取れていると聞きます。東京のキー局が番組制作しなくても、コンテンツの高い番組作りができることが証明されたわけですね。

Youtube内でも内容の濃い番組が結構あります。当然内容があれば私も視聴します。テレビ番組だって視聴者が興味を持つコンテンツであれば仮にネット番組などのライバルが出現してきても視聴されれば問題ないわけです。

お金をかけて、ドラマやバラエティなど人気芸能人などを使えば昔は視聴率が取れたため、テレビ局はお金を使って番組作りをすることに慣れてしまい、給料の高い在京のテレビ局というネームバリューに胡座(あぐら)をかいてしまったというのが本音ではないでしょうか。

視聴者はNETFLIXなどの有料番組やYoutubeなどの選択肢が増えたことで、目が肥えたのでしょう。

ある地方のテレビ局が直接”テレビにCMを流しませんか”とCM枠内で放送していました。今までなら広告代理店がその枠を購入してくれていたが、それがなくなったので直接セールス活動をしなくてはならなくなったんですね。

私も今ではテレビを観なくなりましたが、子供時代はテレビをよく観ていたテレビ世代ですのでテレビにはぜひ頑張ってもらいたい一人です。低予算でも中身の濃いコンテンツ番組を作ることができるテレビ局があるわけですから、ダイレクトにCM枠のセールスをする暇があったら、企画力を上げて一人でも多くの視聴者に観てもらえる番組作りをしてほしいですね。

まとめ

  1. 低予算でも視聴率を取る番組作りができることを地方のテレビ局が証明した。
  2. テレビ番組はネット番組などのライバルが出てきても、本来中身の濃い、興味の持たれるコンテンツであれば年代を問わず誰でも視聴するだろう。
  3. テレビ局は企画力を上げて一人でも多くの視聴者に観てもらえる番組作りをお願いしたい。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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