国も人も共存共栄を意識して行動をしよう

人は目の前に障壁ができると必ず乗り越えようとします。そしてその壁を乗り越えたときに成長することができます。それは将来必ず良い結果になると信じる人が多いからではないでしょうか。ロシアとウクライナの戦争で、各国がロシアからの天然ガスエネルギーの購入をしないことを決めました。そのために、短期的に見れば我々の生活に影響することは必至です。しかし、長期的に見ればエネルギー問題は急速に解決する可能性が高いと言えます。今日は目の前の障壁に対応することで我々の将来がどのようになるのか考えてみたいと思います。

1.それが無くなると代わりのものを見つけてきた

我々は今、ガソリンや天然ガスなどのエネルギー高騰により生活が脅かされています。これは一人のエゴを持つ独裁者によるものですね。自分たちは天然資源があるからこれを政治カードに使用して、物事を有利に進めようとするわけです。しかし、戦争を仕掛けたロシア、いや一人のロシアの独裁者が世界中の人のみならず、自国民まで経済的な悪影響を及ぼしてしまいました。日本は過去に中国からレアアースを輸入していました。当然ですがレアアースはIT関連の製品には欠かせないものです。それを中国は高額にしてこれを政治カードしたため、日本企業は困りましたが、すぐにレアアースを使用しなくてもできる技術を開発したため、レアアースを生産している中国企業が相次いで倒産したことを聞いたことがあります。

2.相手を困らせようとすると、最終的に自分が困ることになる

中国のレアアースと同様に、天然資源を使用しなくても地球環境に良いエネルギーが開発されています。それは水素です。ご存知のように水素は燃やすと水になります。そのためガソリンのような二酸化炭素を排出することはないわけです。つまり、天然資源を必要としなくなれば、その国から輸入する必要がなくなります。入手が困難な状況になれば、天然資源に変わるエネルギーの実用化の開発が急速に進むことになります。短期的に見ればエネルギーの高騰は我々の生活が厳しい状況に晒されることは間違いありませんが、長い目で見れば一方で将来のクリーンエネルギーの使用が進むことで、エネルギーのコストダウン化と二酸化炭素の排出量削減に繋がることは間違いありませんね。天然資源を使用しなくなれば、ロシアなどの天然資源国は購入先がなくなるわけですから、彼らはさらに経済的に厳しい状況になりますね。つまり自分の行動はブーメランのように戻ってきます。

3.国や個人はどのように行動していけば良いか

私は、「共存共栄」だと考えています。助け合いの精神ですね。誰かが困っていたら、その人(国)を助けてあげることだと思います。もし、ロシアが今の独裁者でなく、ロシア国民のことを考えて政治活動を行う人がその国のトップになっていれば、ほんの一握りの超大金持ちは存在することなく、ロシア国民の経済は今以上に高いものになっていただろうと言われています。自由経済の名のもとに、本来受け取るはずである国民の利益を貪り、一部の大金持ちや独裁者に富が集中するようなシステムは排除しなければならないですね。

4.反省し、新たに行動する

もし、ロシアが自国のことだけでなく、周りの国に対しての協力なり、経済的な配慮をして常に友好国として立ち振る舞っていれば、隣国がNATOに加入することはなかったでしょう。ロシアは隣国がNATOに加入しなければならなかったことを客観視する必要がありましたね。今我々のできることは平和に戻ることを祈ることしかできませんが、ウクライナの国民の方々に1日も早く平和が訪れることをお祈り致します。

まとめ

  1. 目の前に障壁(問題)が出てきたら、絶好のジャンス到来と思え。
  2. お互いが共存共栄を意識して、行動すること。
  3. 自分の行動はブーメランのように結果として現れる。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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