自分の意見が他人の意見に支配されない方法について

フランスに在住の論破王と言われる人と経済評論家が日本経済について討論しているネット番組を観ました。この論破王は、自分の番組で常々日本経済はオワコンとか言われていますが、前から何か違和感がありました。しかし、この経済評論家の言われていることで、その違和感がわかりました。論破王はミクロ経済でデータや物事を見ていますので、そのデータから見れば日本経済は低落傾向にあります。しかし、経済評論家が言われたマクロ経済でもっと長い期間で物事を見ると日本経済の見方が変わります。

一つ気づいたことがありました。論破王が日本はオワコンと言われると、彼に賛同する世代の人たちは、同じように考えてしまうことです。これは日本にとって良いことではありません。

改めて感じたことですが、我々は一つの意見に支配されてはいけないと言うことです。一つの意見に支配されることは物事の視野を狭くしてしまうめ、非常に危険です。

それではどうしたら良いでしょうか?

論破王が言われるように日本がオワコンになるのか、将来のことは正直わかりません。その逆もあるかもしれません。だからその人の意見を信じることはせず、参考程度にしておくべきだと思います。

実際に私も日本の先行きを考えると明るいイメージは持てませんでしたが、経済評論家が言われる通り、マクロで物事を見ると日本の将来も明るい兆しは十分あると思いました。私は少なくとも彼らの討論を聞いていて、論破王が経済評論家に論破されていたのは否めないと感じました。経済評論家は過去から現在までの歴史と経済的な知識を併せ持っており、聞いている人にわかりやすく説明されていましたので共感が持てました。

常にその人の意見が正しいと思うのであれば、その人の意見に惑わされることなく、逆に疑うことで客観的に物事を見ることができるのではないでしょうか。

この論破王も普段は他人を論破しているので、自分の意見に自信があったのだろうと考えますが、経済的なことに関してはこの経済評論家の方が知識も断然上で、聞いていた人もこの方の意見に納得された方が多かったと思います。

私自身が知識不足により、偏った考えに陥っていたことに気づかされ、改めて常日頃から色々な面で勉強する必要性と、物事は暗く考えるのではなく、良いところを見つけて明るく考える癖づけも必要であることを実感した次第です。

まとめ

  1. 他人の意見を信じることはせず、参考程度にしておくこと。
  2. 他人の意見が正しいと思うのであれば、逆に疑ってみて、客観的に検証してみる。
  3. 悪い要因と良い要因は紙一重、物事を悪く考えず、良いところを見つけて明るい方向に考える癖づけをする。

皆さんはいかがでしょうか。人の意見はその時々の状況に応じて変わるものです。上記の一例として日本をオワコンと決めつけることは良くないですし、特に論破王のような影響力のある人の発言に、受け取る側も注意しなければならないでしょう。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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