少子化対策は必要ですか?

内閣府の調査で20代独身男性の約4割「デート経験なし」、約7割「配偶者・恋人いない」内容のニュースがワイドショーなどで取り上げられていました。今日は、生き方、考え方について考えてみたいと思います。

1.そもそもこのような調査は必要なのか?

政府は、少子化対策の一環として調査したと考えられますが、正直調査しただけでは少子化対策をしたことになりませんね。今までその対策のために行ってきたことが結果になっていませんから今までの対策は成功したとは言えません。つまり、結論から言いますと抜本的に「少子化対策をしてもしなくてもこれからも少子化する傾向は変わらない」と考えられます。

2.政府が人の生き方に関与することは個々人にとっては大きなお世話

この世に生まれてきて子孫を残すことが自然の摂理にあった生き方と仮定すれば、恋愛したくない、同居人がいると煩わしいから一人で楽しく生活していきたいと考える人は自然の摂理に反することになります。であれば政府が経済的な支援により子供が産みやすい環境にするための少子化対策も自然の摂理に反する行為になります。結婚した夫婦が政府の経済的な支援があるからといって子供を産みたいと思うでしょうか。経済的なことよりも、子供ができて夫婦が助け合い、家族の絆を深めていく歴史を作っていきたいと考えている人は、自分の人生の損得勘定なしに家族や自分の子供に対しての愛情を注ぎます。例えば大学に入学して、勉強したいと子供が考えていれば、それを叶えてあげたいと思うことは親心です。つまり、自分の趣味や仕事よりも、子供や家族を優先にします。残念ながら人々の多様化が容認されている昨今に少子化対策は無意味ではないでしょうか。

3. 自然の摂理に反することを行うといつかそのツケを払うことになる

中国が人口増加を抑制するために一人っ子政策を行いましたが、今急激に出生率が低下して、少子高齢化が急激に進んでおり、近い将来一人の若者が十五人の老人を支えなければならない時代が来ると言われています。これは政府が国民の人生に関与しすぎたために起きたことで、自然の摂理に反した行為であると言わざるを得ないでしょう。日本政府が少子化対策を行うことも同様に国民の人生に関与することになりますから良くも悪くも自然の摂理に反する行為ではないでしょうか。そのように考えると人の考え方、生き方は十人十色で違いますから、自然の成り行きに任すことが自然の摂理に従った行為と考えます。

4.幸福感を持つ人が増えると状況は変わる可能性がある?

家族がいて幸せと感じる人もいれば、一人でいることに幸せを感じる人もいます。それは自由であり、誰も口出しすることはできませんね。政府が人口減少、少子化対策に力を入れるよりも、国民全体が日本国でいかに幸せに生きていくことができる社会にするかを考えるべきではないかと思います。これは政府だけでなく、国民一人一人にも同様です。日本は世界的にみても2021年56位と先進国で一番低い順位です。日本より経済的に低い国が上位にきているのは何故でしょうか。つまり、経済的なことで幸せ不幸せが決まるわけではないということです。生活をする上で経済的なことは重要ですが、経済的なことを除いていかに自分が幸せになれるかを真剣に考えてみると答えが出てくるかもしれませんね。

まとめ

  1. 少子化対策をしても、少子化する傾向に変わりないだろう
  2. 政府が国民の生き方に関与すべきではない
  3. 経済的なことで幸せ、不幸せが決まるわけではない

ご一読いただき、ありがとうございました。

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