時間を守ることは人間関係において最低限のモラルである

皆さんは他人に自分の時間を奪われたことがありませんか?例えば待ち合わせの時間に相手が遅れてきたとか、約束時間に顧客の会社に訪問したが、相手が不在だったとかあるのではないでしょうか。最近私も他人に時間を奪われた経験をしました。今日は時間について考えてみたいと思います。

1.関わる人が多くなればなるほど奪う時間、奪われる時間が多くなる

例えばある5人がある場所で、ある約束時間に待ち合わせしていたとしましょう。そのうち4人は時間通りに来ましたが、残り1人が30分遅れたとします。奪われた時間は30分でしょうか?答えは2時間です。ご存知の通り、4人 x 30分です。遅れた人は個々人で考えれば30分ですが、全体では他人の時間を2時間奪ったことになりますね。

2.遅れた人に持つ印象は?

待たされた人は遅れた人に理由はどうあれ良い印象を持たれることはほとんどないでしょう。私の場合、仕事での打ち合わせ時間に遅れてくる人や時間を守らない人は信用しません。経験上、時間にルーズな人と仕事をすると後で問題が発生することがほとんどでした。私事で恐縮ですが、私はある協会の部会の委員のため、会場に時間通りに着いたのですが、始まりませんでした。しばらくして司会の方が部会長が交通手段の関係で遅れているため、始まりを遅らせると言われました。この部会長は私と同年代で上場企業の社長です。会場には私を含めて50名、彼が遅れてきた時間は20分です。上記の式に当てはめると彼は1000分、時間に換算すると16.7時間奪ったことになります。その後、この会社の業績をホームページで確認すると他の企業が業績を伸ばしている反面、ほとんど伸びていませんでした。

3.やむを得えず遅れる場合のルール、モラルはある

時間よりも優先しなければならないことがあります。それは安全です。時間を優先したために、大きな事故につながることもあります。時間に余裕を持って出発したが、急な天候悪化により、それ以上先に進めなくなったり、安全上引き返す必要が出てくる場合があります。ただし、約束した相手先に早めの連絡をしなければならないことが条件になりますね。約束相手も悪い印象を持つことはないでしょう。

4.時間に遅れる人、約束を守れない人への対応は?

私の場合、時間に遅れる人はプライベートでは友人にはなりませんし、仕事では関わらないようにしています。実際にそのような人間関係を断ち切ることで仕事も効率的になり、プライベートでも自分の時間を充分に持つことができました。もし、他人に時間が取られることを感じるのであれば、今の自分の人間関係を見直してみてはいかがでしょうか?他人に迷惑をかけない最低限のモラルとして時間は重要ですね。

まとめ

  1. 良好な人間関係の最低限の要因は時間を守ること
  2. 安全を考慮した場合、時間を守れないことがあるが、約束相手に必ず連絡すること
  3. 時間を守れない相手との関係を絶つことで、有意義な時間が生まれる

ご一読いただき、ありがとうございました。

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