正しい行動は新しい良い人間関係を構築することに繋がる

人間関係には、その時々において嫌いな人が好きになったり、好きだった人が嫌いになったりすることがあります。結婚生活が破綻して、離婚に至ったり、親友と思っていた友達に裏切られたり、信頼していた上司や仕事仲間に裏切られたり…..。生きていると色々ありますよね。今日は人間関係について考えてみたいと思います。

1.人間は本能+思考能力

動物は本能があり、その本能が危険を察知し、滅亡することなく子孫が生き延びてきました。人間はさらに自ら考える能力があります。その考える能力が、良くも悪くも将来の人生を決めています。人の考え方はその時々の環境により変わります。考えて善悪を判断して行動しますが、時には自分の利益だけを考えて悪事に身を染める人間がいます。「類は友を呼ぶ」と言いますが悪事を行う者同士が集まりますし、善人同士が集まります。集まるとは、お互いの考え方が同じ若しくは似通っていると考えていいのではないでしょうか。結論から言いますと、「常に何が正しいのかを考え、正しい行動をする」ことを心がけることです。

2.人間は周りの環境に考え方が左右される

ところが、最初は同じ考えであっても一方が異なる考え方をすることで、同意できなくなり、仲間意識が薄れ、最後には人間関係が破綻します。夫婦関係を例に取りますと、ある一方のパートナーが不倫(悪事)を行うと、もう一方のパートナーから信頼を失いますし、一方が仕事中心に、家庭を顧みない生き方をすることがあれば夫婦関係が破綻することになるでしょう。会社内で不正が行われていたことを隠していても、それが悪いことと認識していれば内部告発をし、正しい人は会社を去ることになるでしょう。

3.悪とわかっていてもその環境に順応する人もいる

会社内で不正が行われてたり、いじめやパワハラが行われていても、それが悪いと思っていない人がいます。また、見て見ぬふりをする人は組織の考え方、組織の人間関係を守ることが自分を守ることに繋がるからです。しかし、それは一時的なことで、不正やパワハラを行う人の集団が正常に存続できる可能性は低いため、長い目で見れば良い方向に考え方を変えざるを得ないでしょう。

4. 常に人間関係のメンテナンスが必要

冒頭にもお伝えした通り、人は環境により考え方が変わります。考え方の変化は人間関係にも影響されます。そのため、時々人間関係のメンテナンスをすることをお勧めします。私の場合ですが、仕事仲間の人間関係でもその人の対応の仕方を変えることがあります。例えば、無意味に話の長い人は以前相槌をつけながら無理に話を聞いていましたが、今は忙しいことを理由に途中で話を切りますし、私に何度も同じ質問してくる人には回答しない等ドライに接しています。極端なことを言いますと、無理にコミュニケーションを取る必要のない人は上司であってもこちらから話しかけることを一切しません。つまり、人に合わせるのではなく、自分の考え方を変え、行動を変えていくことでストレスを溜めずに生きていけるのではないでしょうか。

まとめ

  1. 人は周りの環境の変化により、考え方が変わり、人間関係も変化する。
  2. 何が正しい行いであるかを常に考え、行動することで新しい人間関係が構築されていく。
  3. 時々人間関係のメンテナンス、棚卸しを行い、コミュニケーションの取り方を変えていくことでストレスフリーな生き方ができる。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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