苦労して入社した会社を辞めて転職することに悩むあなたへの3つのアドバイス

仕事中

苦労して入社した会社にある程度時間が経つと、その会社の社内事情や社風がわかり、これ以上将来性がないと悩んでしまうことはありませんか?以下の2パターンを考えます。

1. 辞めて別の会社に転職する
2. 転職する勇気がないからこのまま今の会社に残る

あなたがもし社歴の長い老舗と言われる日本の企業の社員であれば、ほとんどの会社は保守的です。そのため、夢を抱いて入社したあなたはそのギャップに悩むことになります。例えば

①若い社員(あなた)の意見が通らない。
プロジェクト提案をしても、上司から経験がないからできないと一蹴されてしまう。
③業務が古いやり方で、新しいやり方を取り入れようとしない。

などです。しかし、よく考えると老舗の会社は、過去に景気不景気の波を乗り越えて長年企業として今でも存続しています。これは何を意味しているでしょうか?少なくとも市場に認知されていなければ企業として存続していないわけですから、社会的な存続意義があると言っていいと思います。その存続意義ですが製造業であれば

①取り扱っている製品の商品力
②従業員のモチベーション  
③経営者の経営能力

の3つの要因がその企業に影響を及ぼすと考えます。その理由として

①商品力が競合メーカーより劣っている、新製品開発能力が低い。
②仕事仲間の目標達成能力、業務効率、生産効率が低い。
③経営者が会社を成長させるための方針や具体的な行動計画を立てることができない。

上記の①は該当しているが、②③は該当していないケースもありますし、①②③全部が当てはまることもあると思います。しかし、企業が存続するためには必ず何かの要因が市場から評価されているはずです。

あなたがもし①の自社商品が競合メーカより商品力が劣っている(競合メーカーの方が性能が高い)と考えている場合、例えば競合メーカーより短納期に対応している、価格がリーズナブル、使い勝手が良い、コストパフォーマンスなどのストロングポイントが高いことにより市場に受け入れられている可能性があります。

あなたがもし②の業務効率や生産効率が低いと考えている場合、効率は悪いが裏を返せばお互いの人間関係が非常に良い、助け合いの精神がある、などです。人間関係は非常に重要で、人間関係が上手くできないために精神的に病んでしまい、自分の意志に反して会社を辞めざるを得ない状況になることもあります。

あなたがもし③の経営者の能力不足を考えている場合、同族企業かヘッドハンティングされた人か、社内で昇格して役員や社長になった人かにより変わります。同族企業で社長の息子が後を継ぐ予定で、その人に経営能力があるかないかは普段の行動でわかると思います。ヘッドハンティングされた人は結果が出なければ任期を終えれば退任します。社内で昇格した人も同様です。今の経営者が長くいる可能性があるか、ないかで判断できます。

前出に記載しました「1. 辞めて別の会社に転職する」ことをあなたが考えているのであれば、まず自分の会社がなぜ存続できているのかをもう一度考えていただきたいと思います。その上で、

①今仕事で結果を出している人は、新天地を求めて転職活動するのもいいと思います。
しかし、
②今仕事で結果を出していない人は、少なくとも今の会社でスキルを磨き、

実力をつけて、結果を出してから転職活動しても遅くはないと思います。

上記②で仮に競合メーカーより商品力が低い製品であっても、プロモーションなどの製品説明、顧客にあった製品提案により、数値結果をあげることができれば自信につながり、実力と結果が生まれます。
そして悩む人は成長できる伸びしろがあるから悩むのだと思います。そもそも悩まない人は伸びしろがないから悩み様がありません。

だから、悩むことを後ろ向きに考えるのではなく、成長できる伸びしろがあるから色々なことを考え、悩むのだと考えて人生を前向きに考えていただきたいと思います。

会社に使われるのではなく、自分の成長のために会社を使いこなすと考えてみてはいかがでしょうか。自分自身を客観的に見ることで違った考え方、見方ができると思います。

まとめ

  1. 転職活動はいつでもできるが、その前になぜ会社が存続しているかをじっくり考えてみよう。
  2. 会社に残って自分のスキルを磨き、実力と自信をつけ、結果を出してから転職しても
    遅くない。
  3. 転職に悩む人は成長できる伸びしろがあるから悩む。悩むことを前向きに考えよう
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